意外ときつい小姑問題
嫁という立場は、夫の家族との問題に悩まされることが多いため、かなり大変になることがあります。
一番ポピュラーなのは、嫁と姑の問題ですが、意外にも多いのが小姑とのいざこざです。
小姑とは、夫の姉妹のことで、独身でいると同居の状態となることもありますし、他に住んでいても夫のところを訪ねるという理由で頻繁に家に来ることもあります。
姑の場合は、自分の嫁との問題は避けたいという気持ちが働き、意識して嫁に接する人も多いのですが、小姑の場合はそうした意識が働かないことが多いので、より問題が表面化しやすいのです。
特に、夫と仲の良い姉妹の場合は、なんとなく嫁の存在というものが嫌に感じられることも多いので、余計にきつく当たってしまうこともあるのでしょう。
よくある小姑とのトラブル
小姑とのトラブルとしてよくあるのが、同居していない小姑が用事も特にないのに家に来て、夫を独占したがったりずっと居座ったりするということです。
これはほとんどの場合、姉妹としての焼餅が原因となっています。
また、料理や掃除、家のインテリアなどのことに、事細かく文句をつけてくる小姑も多いものです。
夫の好みではないとか、きちんとできていないと言って文句をつけてくるだけで、家事を手伝おうともしないので、嫁としてはかなりムッときてしまいます。
さらに、直接嫁には攻撃をしてこないのですが、精神的に疲れてしまうのが、夫と内輪話をやたらとしたがるということです。
昔の家族内の出来事ばかりを話したり、下手すると夫の昔の彼女のことや恥ずかしいことなどを話のネタにしたがったりします。
こうすることで、嫁よりも自分の方が夫のことを良く知っている、仲が良いということをアピールしたいわけで、やはり嫉妬心のようなものが大きく働いているのです。
友だちになれるように努めてみる
こうした小姑とのトラブルというのは意外と精神的に疲れるものですので、できるだけ小姑たちと友だちのようになれる努力をしてみると良いでしょう。
年が近いのであれば、小姑とだけ食事やコーヒーに行くなどして、女子会をしてみることができます。
また、逆に夫の昔のことを話してほしいと言って、夫をネタに盛り上がるというのも一つの手です。
共通の話題を持てるようになると、自然と仲が近づいていくものですので、一緒に時間を過ごすことを楽しめるようにしてみましょう。
多くの小姑問題は、彼女たちの大事な兄または弟を取られてしまったという嫉妬心から来るものです。
そのため、小姑がいる前では、夫といちゃつくのは避けた方が良いでしょう。
それを見るとついつい嫌がらせをしたくなる気持ちが出てきてしまうものですので、夫にもそのことを事前に話して、気分を悪くさせないように気を付けることが大事です。