料理の味付けが基でトラブルになることも多い
嫁姑の問題で結構多いのが、料理の味付けの違いです。
料理の味付けというのは家庭ごとに違うものですので、当然二つの異なる家庭から来た人たちが一つ屋根の下に集まれば、異なる味覚が生まれることになります。
しかも、ある程度年を重ねている姑などは、固定された味の好みがありますし、新しい味に慣れるのが難しいこともあるでしょう。
こうしたことから、嫁の料理の味付けが気に入らないという姑からの小言は意外と多く、それが原因で関係がまずくなってしまうこともあります。
もちろん、こうした問題で率先すべきなのは夫ですが、時に上手に問題を解決できないこともあります。
そんな時は、嫁の立場からできることをしてみるように頑張ってみましょう。
姑の味付けを教わってみるのも一つの手
姑が自分の作る料理を気に食わないということであれば、素直に姑に料理を習ってみるという手もあります。
夫の好みの料理を作りたいので教えて欲しいと言って、姑の味を徹底的にまねするようにしてみてください。
そうすれば、姑からの文句も出なくなりますし、自分としても新しい料理を覚える機会となります。
さらに、こうした方法を採ることで、自分だけでなく姑が料理をするようになりますので、料理の分担を決めるきっかけにもなって、家事の負担が減ることにつながるでしょう。
ポイントは、自分の料理だけでなく姑にも作ってほしいということを巧みに伝えることによって、姑の味付けを学ぶと共に、姑にも料理を分担してもらえるようにするということです。
上手にそのことを伝えて、円満に解決を目指してみましょう。
明確に料理当番を決めることもできる
姑の料理の味付けを学ぶことは、夫の好みにもマッチすることが多いので大事なことですが、姑と料理を分担するというのも大事なことです。
特に夫婦で共働きをしているのであれば、姑と料理を分担することによって、かなり負担を減らすことができます。
その際には、まず夫と相談して料理を分担できたらいいと思っていることを伝えて、何曜日に姑に任せられたらいいと思っているかを伝えます。
その後、できれば夫を含めて3人で、料理を曜日ごとに分担できないかと話し合ってみると良いでしょう。
仕事を押し付けるという感じではなく、その曜日は遅くなることがあるなど大変なので、助けてくれるとうれしい、という言い方で話すと、気持ちよく引き受けてくれる可能性が高いですね。
そして、その料理当番を引き受けてくれたのであれば、その料理については文句を言わず、できるだけ感謝の気持ちやほめ言葉をかけましょう。
気持ちよく同じ家の中で過ごすためには、お互いに積極的な言葉をかけるようにすることが肝心なのです。