成長は各個人で違う
お子様のことは、みなさん自分のことよりも心配になると思います。
それゆえに、他のお子様の成長と比較してしまう事も多いです。
検診や公園、お友達のお子様と合われた時など。
はいはいや歩き出しの時期。
話し始めや言葉のボキャブラリー。
歩き始め。
おむつの卒業。
しかし、それぞれのお子様で開始時期が大きくずれる事もあります。
検診で問題がない場合は、気長に待つ必要があります。
お子様は、お母さんやお父さんといる時間が長い為機敏に心を感じ取ります。
その為、両親が不安を感じているとそれを感じ取りストレスになります。
ストレスを感じると余計にできるものもできなくなってしまいます。
ご夫婦で話し合おう
お子様の成長が遅い場合は、ご夫婦でも話し合う必要があります。
お子様が成長する過程でご夫婦自身がお子様の成長の遅れについてどう思うかです。
お互いに意識を共有する事は、大変大切です。
ある幼い少年を持つご夫婦がおられました。
しかし、息子さんは他の同級生と比べると背も低く、運動もあまりできませんでした。
その為、ご両親ともにお子様にもっとできるといつも声をかけていました。
また、できない事は率先して手伝っておられたそうです。
しかし、ある日ご主人がその方針が間違いであると気付かれました。
ご夫婦で話合われると、お子様の事はもちろん愛しておられましたが、お2人とも周りの子供たちより自分の子供がおとっていると感じていたのに気づいたのです。
そこからお2人は話し合われて、あるがままの子供の姿を受け入れることにしました。
お子様の自己の力を信じて、他者と比較しない方針でお子様と接していかれました。
最初は、お子様は抵抗しました。
以前のように甘えても誰も手伝ってくれません。
ご両親もつらかったです。
しかしそれから数年後にはその息子さんは、勉強もスポーツも得意な元気なお子様になられたんです。
話し合いの大切さ
このようにお子様の成長についてどのように感じ、今後どのように育てていきたいのかをご両親でよく話し合う必要があります。
それによってお子様への接し方も変わってくるからです。
方針が違うと感じたら、その都度じっくりと話しあいましょう。
そうすることで、ご夫婦感でお子様についての日々の話し合いもスムーズにおこなうことができます。
お子様は毎日成長していきます。
お子様の成長を見守りながら、ご両親も意識を共有させて成長していきましょう。
これは家庭問題でも同じです。
以前、住宅が袋地に建設されている為囲繞地の方と通行料の交渉でもめられたご夫婦がおられました。
ご主人の先祖代々受け継いできた土地を足りない道路分譲って、通行料を払わずに済ませたらどうかと奥様はずっと悩まれていましたが言い出せませんでした。
思い切って相談してみたら、実はご主人も同じ事を考えられていたんです。
そこで土地と交換して通行料を払わなくなったそうです。
話し合いはとても大切です。