離乳食を食べてくれない場合の対応法
子育てをしていてかなり大きな悩みになるのが「離乳食」への食事の移行です。
それまではずっとお母さんのおっぱいもしくはミルクしか飲んでこなかった赤ちゃんに対し、少しずつ普通の食事に慣れさせるために近いものを与えていくのが離乳食です。
離乳食は赤ちゃんショップなどに行くとかなりたくさんの種類が販売されており、保存のしやすい瓶詰やレトルトパックとして売られています。
自分で作る方もいますが、外出時や忙しい時期にはすぐに食べさせることができる市販の離乳食は大変便利なので、いつもでなくてもそれらを上手に使っていくことをおすすめします。
赤ちゃんにとって離乳食への移行が難しいのが、それまでは飲み込むだけだった食べ物に対し咀嚼して嚥下するという異なる口腔内の動きをしなければならなくなることです。
そのため最初のうちは離乳食を食べさせようとしてもちょっと口に含んですぐに吐き出したりしてなかなかうまく食べてくれません。
時間をかけて一緒に練習をしていく
離乳食への移行をするときに焦りは禁物です。
せっかく購入してきた離乳食であっても、最初のころはほとんど食べず結局ミルクに逆戻りということもよくあります。
ですが最初のうちはその食事によって栄養を摂取するというよりもむしろ食べるための練習と割り切った方がよいでしょう。
親が離乳食を「面倒だな」「やりたくないな」と感じてイヤイヤやっているとその気持ちが子供に伝わり、ますます食事に対しての抵抗感を高めることになってしまいます。
食べさせながら丁寧に話しかけるようにし、一緒に楽しく練習をするという気持ちでのぞむようにしましょう。