赤ちゃんを寝かしつけて布団におろす際に泣きだされる残念さ
赤ちゃんが、授乳中にそのまま寝てしまった、あるいは泣いているところを抱っこであやしてやっと寝かせることが出来た、でも赤ちゃんを布団に下ろす際に、起きてしまい泣き出してしまったという、残念な悔しい体験を何度もお持ちの方は多いでしょう。
赤ちゃんが起きている間中育児に手を取られっぱなしで、抱っこしなくては寝てくれない、これではとても家事の時間も取れません。
やっとの思いで寝かしつけて、まるで爆弾を処理するかのようにそ~っと扱って、布団に寝かせて腕を抜こうとしたら、もうちょっとというその瞬間、目を覚まして泣かれると、腰や肩が痛いのを我慢して抱っこしていたのが無駄になりがっかりですよね。
だからと言って赤ちゃんに八つ当たりするわけにもいかないし、振出しに戻るしかない。
「背中スイッチ」といわれるほどの強敵
ちまたで、抱いて寝かせた付けた赤ちゃんは「背中スイッチ」が付いていると言われるほどの強敵で、そ~っとおろしても、まるで本当にスイッチがあるかのように敏感にママに放置されることを察知して、目を覚まし泣き出します。
この背中スイッチを作動させないために、赤ちゃんの頭を先に接地する着地法を推奨する意見や、逆に足を先に接地する着地法を推奨する意見など様々な方法が分かれて主張されます。
背中スイッチを入れない方法を、赤ちゃんの心理面から見てみましょう。
赤ちゃんが泣きだす心理
赤ちゃんはどうしてママの腕に抱かれると眠りに就いて、どうしておろされると泣き出すのでしょうか。
それはママに抱かれると、その体温や安定感で抱かれていることがわかり安心できるので眠りに就けて、離されると体温やバランスの崩れから不安定な状態に置かれることを感じ取り、泣き出すのでしょう。
そのポイントを解消するための策として、次の2つの解決策が導かれます。
赤ちゃんを安心して布団に寝付かせるための方法
第一に、腕だけを使っておろそうとせず、赤ちゃんをママのカラダに密着したまま、赤ちゃんに覆いかぶさるようにゆっくりと布団におろします。
こうすることにより、赤ちゃんはママのぬくもりを感じたまま、布団で眠れます。
第二に、赤ちゃんのお尻に手を当てて、安定したまま布団におろします。
腰が要なのは赤ちゃんも同じで、腰を支える手を離されると、腰がふらつき不安定になり、カラダのアンバランスから不安を感じとって目が覚め、泣き出すのです。
それでも目が覚めやすい赤ちゃんのケースでは、少しの時間お尻の下に手を当てたままにしておくと効果的です。
もう大丈夫というタイミングで赤ちゃんを刺激しないよう、ゆっくりと手を抜きます。