結婚式のタイミング
結婚式を挙げるタイミングは人によって様々です。結婚に必要な情報を提供している「みんなのウェディング」によると、入籍後に挙式するのが76%、入籍と結婚式を同じ日にする人は11%、結婚式を先にする人は9%です。
この結果から、「入籍後に行なわれる結婚式」が多数を占めていることがうかがえます。これは、先に婚姻届などの書類を市役所に提出して、名義変更を済ませたいという理由からです。
結婚式を挙げる前に入籍手続きを済ませることで、姓の変更や家族関係を事前に明確にできるなどの現実的なメリットがあります。
とはいえ、あくまで数字的な話であり、人によって結婚式をするタイミングは様々なので、自分たちのタイミングで考えましょう。
数年経って結婚式を行うメリット・デメリット
人によっては入籍した後、数年経っても結婚式を開かないケースもあります。
結婚式までの時間を開けるメリットには、余裕をもって結婚式の準備ができる点が挙げられます。日程、会場、衣装、詳細ゲストの人数やゲストへのおもてなしなど、最高の結婚式を挙げるために考える点がたくさんあるので気持ちにも余裕が生まれます。
また、経済面でも落ち着いた時期でもあるため、結婚式費用にあまり困ることはないでしょう。
しかしながら、入籍後になかなか結婚式を挙げない場合は、家族や周囲の人が心配してしまい、結婚式を催促してくる人や「なんで今になって式を挙げるの?」と疑問に思ってしまう人もでてきます。子供のいる家庭では、子供に結婚式の内容を聞かれても言葉に詰まってしまいます。
周囲のことを考えれば早いうちに結婚式を挙げたほうがよいかもしれませんが、催促された結婚式が満足いくとは思えません。メリット・デメリットを考えたうえで式を挙げましょう。
数年経って結婚式を挙げるなら海外で家族婚
入籍して数年経ってから式を行う場合は、ハワイなどの海外で家族挙式をするのがおすすめ。海外ウェディングは移動費用の関係から、招待するゲストを少なくして行うケースが一般的です。
ふたりだけで結婚式を迎えても良いですし、家族だけを呼んで海外で素敵な結婚式を開くのもよいでしょう。親しい間柄だけを呼べるもメリットの1つなので、海外で挙式を開くことになれば招待するゲストは自然に少なくて済みます。
また、子供と一緒に結婚式の思い出づくりにもぴったりで、挙式後に家族みんなで観光地を回って楽しむことも家族婚のメリット。海外で結婚式を挙げる旨を事前に話しておけば、心配されることもありませんし、挙式準備の際に力になってくれるかもしれません。